総務班、避難誘導班、救助救護援班、生活班、防犯班の5班を設置しました。
更に今年度は、各自治会から防災担当者を出していただき、総務班に加入
したところです。
これを機に1/15(日)、初めて「自治会防災担当者の会」を実施したところ、
13名の方に参加していただきました。
目的:担当者の防災・減災に対する意識向上
内容:
①校区周辺の危険な活断層について
②災害対応クロスロードゲーム
※クロスロードゲーム…何かの災害時を想定し、個人の考えに基づいた選択をさせ、行動の
方向を決めるシュミレーション。
今回は「災害対応」をテーマに設問を出し、自主的に考えた上でYESとNOを
判断して、その選択の理由を聞き、意見を共有することで災害時の対応を
学習してもらいました。
(共通事項)
あなたは香陵校区に住む30代の主婦です。ご主人は天神の方に会社勤めており、
子どもさん、2人は香陵小学校に通っています。
(設問1)
2018年4月5日(平日) 午前11時ごろ、西山断層を震源地とする震度6強の地震発生。
あなたは、すぐに子供を学校に迎えにいきますか?
YES NO
(設問2)
福岡市東区では対馬海峡東の断層東部の地震による津波(最大3.4m)が最短60~
110分で到達すると予想されています。
今、地震発生、揺れが落ち着いた時点で早速避難を開始しましたが、同じマンションに住む、一人暮らしの高齢のおばあさんが4~5人います。
あなたは、おばあさんを見に行き、一緒に避難しますか?
YES NO
結果に正解はないのですが、
設問1では、小学生の子どもさんがいるお母さんは「マンションが近くなので、
すぐに学校に迎えに行く。」との回答でした。確かに狭い香陵校区ではあります
が、学校との距離で考えも違ってくるようです。
設問2では、「日ごろの付き合いがあれば様子見に行く。」との回答もあり、
日常的なコミュニケーションの大切さを改めて認識しました。
必ず起こる災害(特に地震)ですが、いつ、どこで起きるか分からない災害に対し
ては、時間が経過するにしたがって、防災に対する意識は薄れていきます。
来年度以降、メンバーが替わっても引き続き、この「自治会防災担当者の会」を
実施し、防災意識の向上を図り、実質的な活動へとつなげていければと思います。
主催:あすねっと香陵 安心安全・住環境部会
香陵校区自主防災会